第8回:飛騨の味 食堂

開催日時:2018. 02.19 (10:00-12:30)
参加費:大人1500円、小学生以下500円、2才未満無料

 

BLESSから出版されている

「そことこ、うちとこ、飛騨の味」のかかさまが飛騨の家庭料理を教えてくれます!

核家族化や移住の増加でお母さんやおばあちゃんから料理を教わる機会って最近減っていますよね。そんな状況の中で家庭の味を残したいという思いから、この「飛騨の味 食堂」を開催することになりました。

【こんな人にオススメ】
飛騨の家庭料理って何?漬物ステーキしか知らないかも・・・
平日の午前は退屈。皆でおしゃべりしながら料理を楽しみたい!
飛騨のかかさまに料理を教わりたい。
飛騨のかかさまって誰?気になる!

〜menu〜
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・ぎせい豆腐
ごまが入って、硬くて甘い豆腐が飛騨のぎせい豆腐です。片面が黒いのは砂糖が焦げたものです。祭りや法要などに食べます。豆腐を使って、卵焼きのような別の料理に見せることから擬製豆腐とも表記することがあります。
ほかの地域ではぎせい豆腐というと、水切りをして崩した豆腐に玉子や野菜などをいれて、成形加熱したもののことをいうようです。飛騨地域にも、昔は豆腐屋がたくさんあり、注文を受けて作っていました。

・ほうれん草のあぶらえ和え
あぶらえ(エゴマ)は、シソ科の一年草。茶色の実はゴマ粒くらいの大きさです。わが国では平安時代から江戸時代末期ころまでは、油といえばエゴマ油でした。
あぶらえのたれは長期保存ができるため、一度作っておけば、忙しい時には頼りになる調味料となります。

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・寒干し大根の煮物
飛騨で〝寒干し大根〟というと、飛騨市神岡町山之村地区の、飴色の丸い寒干し大根が有名です。秋に収穫した山之村産の青首だいこんを一月まで土中の室に入れ、大寒のころに取り出して輪切りにし、大鍋にたっぷりのお湯でゆでます。ゆでた大根を串に刺して軒下に干し、昼夜の寒暖差を利用して大根を乾燥させます。氷点下十度を超える夜にはカチカチに凍みますが、昼になると日が差し、凍みた大根から水分が抜けていきます。この繰り返しで干し上がっていった大根はやがて飴色になり、甘味と香りがぐんと増します。

・ごへい餅
長野県や岐阜県、愛知県、静岡県など中部地方ではおなじみのごへい餅。
ごへい〝餅〟とはいうものの使うのはうるち米だけです。
飛騨地方の戯れ句(狂歌)に、「一合ずい、二合がい、三合めしに、四合だんご、五合ごへいに一升もち」というのがあります。
雑炊なら一合、お粥は二合、ご飯は三合、だんごは四合、ごへい餅は五合、もちは一升一度に食べられるといわれるほど、ごへい餅はおいしいのでたくさん食べてしまうという意味。たれのベースは地域によって異なりますが、飛騨や木曽地方ではあぶらえ(エゴマ)を使います。

持ち物:エプロン、筆記用具、(持ち帰り用容器)

*当日材料等の都合により、メニューが一部変更になる場合がございます。
※注意事項※ ご予約内容の変更、キャンセルは開催日の48時間前までにご連絡下さい。