【検証してみた】実は色々あるペンの持ち方

こんにちは、ヒライです✨

梅雨入りということで連日雨続きですね☔️

ジメジメする~😣😣😣😣😣😣


自分が担当する回は何かしらものづくりに関することを発信していこうと決めています!
色々なネタがありますが、今日は誰もが扱うペン✏️その持ち方を3つご紹介します!


え?ペンの持ち方って一つじゃないの?と思いますよね。


世間一般に正しいとされる持ち方は1つですが、その他にも用途に合わせた持ち方が近年発掘されつつあります。

ではさっそく!

まずは標準的な持ち方。親指、人差し指、中指の先でホールドします。指は全体的に軽く曲がってリラックスした状態です。可動範囲、力の入り抜き共にバランスに優れた基本スタイルです。

2つ目は親指を人差し指の上から抑え込む、握るようなホールド。
力がぐっと入るため固定力が強く、ペン先の動きが安定します。
子供の頃にこの持ち方を矯正された方は多いのではないでしょうか。最近は一部のイラストレーターの間でこの持ち方が再評価されつつあります。

3つ目は人差し指と中指でペンを挟む一見奇抜な持ち方。
正確性には劣るものの、ペンを持つ力をほとんど使う必要が無く手への負担を減らすことができます。

指の間はペンより細いため、自然に挟み込んでくれます。このように完全に脱力してもペンが落ちません。


【検証してみた】

それぞれの持ち方で円を描いてみました。腕を動かさず手首から上のみの動きで描いています。
可動範囲がかなり違うのが分かりますね。特に目立つのは2つ目の小ささ。握りこんでいるため指先の開閉運動が制限されています。動きが小さい分、余分なペン先の動きも少なくなります。

次にグリッドを描いてみました。1番、3番に大きな線の揺れが見られるのに対し、2番は小さな揺れしかありません。

最後に文字を書いてみます。(あまり上手じゃないのは目を瞑ってください^^;)3は手がリラックスしている分筆圧が薄くなっているのが分かります。パーツ配置にも乱れがあります。また、1と2を比較すると2が全体的に文字が一回り小さく収まっています。「屋」の文字も水平の正確性に大きく差が出ています。


以上をまとめると3つの持ち方のメリットデメリットはこんなかんじです。

私の場合、書類は1、絵や図面は2、メモや内々向けの書置き、手や肩の負担が溜まっているときは3というように使い分けています。


特に手や肩を痛めている人は3の持ち方を一度試してみてください。思っている以上に普通に書けますし、手がリラックスした状態を保つことができます。
2は正確性がグッとあがりますが、集中していると手に力が入りやすく、指にタコができたり肩こりの原因にもなるので用法容量に注意です。ここぞ!という時にだけ使いましょう。
そして、可動範囲や正確性、手と肩への負担など総合的なバランスで見るとやっぱり基本の1が一番優れています。まずはこれを基本に自分のペンスタイルを見つけていくのがいいでしょう!


今回紹介したもの以外にもペンの持ち方はまだまだあります。色々試してみて自分の手に合うものを探ってみてください。
では今日はこの辺りで~