名古屋風どて煮

まだ名古屋に住んでいた若い頃に出会った、名古屋の居酒屋定番メニュー“どて煮”。
店先に大きな鍋にたっぷりと入ったどて煮は、寒い季節には嬉しいお酒のお供でした。

トロッとした牛すじから出る甘い脂の旨みと、八丁味噌の旨みが大根やごぼうなどの野菜に染み込んで口に広がります。見た目ほど塩辛くないのは八丁味噌がそれ程に塩っぱくない味噌だから。
これから寒さが厳しくなる季節に、燗をつけた日本酒とどて煮で決まり!もちろんご飯が進むこと間違いない1品です。

白米や晩酌のお供に!名古屋風どて煮

=約4人分=

下処理済み牛すじ……200g
牛すじスープ……500ml *ない場合は水
大根……400g *いちょう切り1.5cm幅
こんにゃく……1枚 *一口大にちぎる
ごぼう……1本 *厚めのささがき
八丁味噌……大さじ2 *半量を後入れ用残す
米味噌……大さじ2 *半量を後入れ用に残す
酒……大さじ2
みりん……大さじ3

1 鍋に後入れ用の味噌以外の全てを入れ、火にかけ沸騰したら弱火にして1~2時間煮込む。(途中で水分が少なくなってきたら水を足す。)

2 後入れ用の味噌を足して、全体がツヤっとトロッとしてくるまで煮詰める。

*1の工程を圧力鍋を使って5~15分程加圧調理をしても◎(圧力鍋によって加圧時間が変わります。)
*大根は米糠やお米で下茹で、こんにゃくは塩もみしてから下茹でしておくと更に美味しくなります。
*お好みで刻んだネギや七味唐辛子などを添えてお召し上がりください。