こんにちは。スタッフのヒライです✨
今日はレーザー加工と絵具の合わせ技をご紹介します!
レーザー彫刻は木に加工した場合、熱によって焦げ色がつきますが、アクリル樹脂や陶器、ガラスに加工した場合は白っぽくなるか、ザラザラになるだけで色の変化がないことも多いです。
せっかく加工してもこれでは見た目がパッとしませんね⤵︎
そこでアクリル絵の具の出番です!🎨
「え?まさか模様に合わせて塗るの?無理でしょ…😱」
心配ご無用!模様に合わせてチマチマ塗る必要はありません‼️
樹脂や陶器は表面がツルツルしていますが、レーザーで加工した部分はザラザラになります。
そして絵具はツルツルした面には付きにくく、ザラザラした面には付きやすいという特性があります。
これを利用して以下の手順で着色します。
*使用する絵具は乾いたら耐水性になるアクリル絵の具をお勧めします。
1.絵具をレーザー加工した模様を覆うように塗り込む。はみ出しても気にしない
2.塗ったらすぐ紙や布で絵具をふき取る。この時模様の部分に絵具を押し込むようにふくのがポイント。
3.絵具が入りきってない部分があれば、部分的に1~2の作業を繰り返す。
4.アルコール系のウェットティッシュ等を使って周囲に残った汚れをふき取る。
5.1日ほど置いて完全に乾燥させたら完成!
いかがでしょうか?とっても簡単です。
レーザー加工だけでも高いクオリティのものは作れますが、そこに一手間加えることでさらに豊かな表現ができます😆
ただ、この着色には1つ注意点があります⚠️
それは広いベタ面が苦手ということです。
表面の凹凸を利用して絵具を定着させる方法なので表面の凹凸の差が少なくるベタ面には絵具が残りにくくなります。
この方法を使う場合はレースのような細かい模様、文字、線で描かれたラインアート、点描画などのデザインがオススメです。
アイディア次第で表現力はいくらでも伸ばせます。
次回はまた別の着色方法をご紹介します。今度はベタ面もしっかり色がつきますよ。
では!
ヒライ